縮毛矯正の失敗 ぺったんこの修復方法
せっかく、縮毛矯正したのに!クセは取れたけどぺったんこ!
そんな体験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
特に前髪などは、ぺったんこになってしまい懲りて、もう縮毛矯正はしない!
そんなケースもあります。今回は、その修復方法と失敗しないオーダー
の仕方について、書いてみたいと思います。
■ぺったんこ髪の修復方法
ぺったんこになってしまった髪の毛は、修復できます。
縮毛矯正に限らず、パーマは同じ薬をつけることでリセットされる
仕組みになっています。
しかし、ここで問題が2つ。
1つは、2回連続で縮毛矯正をするというリスクの問題。
やり方次第では?という部分もありますが、やらないに越したことはないですね。
もう1つは、そのクレームに美容室が対応してくれるかという問題です。
「半月ほど、お待ちいただけば馴染んできます。」といわれるでしょう。
2回目は、1度目の時以上に細心の注意が必要です。ダメージはしたけれど、
ぺったんこは治らなかった。そんなケースも十分に考えられます。
前髪のぺったんこなどは,比較的簡単に修復できます。
■縮毛矯正の失敗 しないオーダーの仕方
ほとんどの美容室が、どのくらいストレートにしたいのか?
十分にカウンセリングをしてから、施術に入っている事と思います。
ただ真っ直ぐすれば喜ばれたのは、10年以上前の話です。
上の画像を例にとって説明します。
毛先は、内側に入れたいので矯正はしません。
中間部分は、パワーが中くらいの薬液で矯正をします。
ボリュームを抑えたいので、根元付近はしっかりと矯正します。
前髪は、ぺったんこの仕上がりにならないように、根元から1/3 だけ
薬液をつけ、毛先は自然に残します。
こんな感じです。
学生さんは、これでもか!というくらいストレートを希望されることもあります。
30代以降になると、髪の毛の衰えもあり、根元までガッツリ矯正してしまうと
頭がぺったんこになってしまいます。
トップの根元をあらかじめ、1~2センチあけて薬液をつけていきます。
当然、1~2ヶ月縮毛矯正の賞美期限が短くなります。
それでも、ぺったんこになるよりはまし。そう考える方も多いのです。
この部分の根元を少し開ける事をおすすめしています。
また、フェイスライン(生え際)はクセが特に強い部分です。
トップの延長で、根元をあけてしまっては仕上がりが台無しになります。
つまり、真っ直ぐにしたいところ、ボリュームを出したいところを細かに分けて施術するのです。
この部分は、しっかり根元までやりたい部分ですね。
いかがでしたか?あなたが美容室でぺったんこにならないように
参考にしていただければ幸いです。