パーマを長持ちさせるには?
昭和の時代、パーマはきつく。かかっていないと損という
風潮があり、”盆暮れパーマ”という言葉もありました。
1年に2回しかパーマをかけない。という意味です。
その後、自宅に帰ってから手入れしやすいパーマ。
再現性の高いパーマへとシフトしてきました。
強くパーマをかけてしまうと、「あの店は、下手クソ」となったわけです。
物理的に考えて見ましょう。
髪は、1ヶ月で約1センチ伸びます。ここで、ストレートの方はボリュームが減り
矯正をしているクセ毛の方は、根元に立ちががりが出てくるわけです。
このどうしようもない状況を踏まえて、今、かかっている部分をいかにして
持たせるか。言うことになります。正確に言うと持たせるというよりも
「髪型として良い状態を持たせる」ということになります。
髪型を長持ちさせるには、ポイントは2つあります。
1つはカットです。パーマの後、1ヵ月後、2ヵ月後スタイルによって
カットすると思います。そこで美容師に「かけずに持たせたい。」と伝えることが1つ。
もうひとつは、ご自身のテクニックです。手入れ法のコツを掴むということです。
「ああ、それは無理無理。」と言わないでください^^ 簡単ですから。
美容師のやり方をマネればいいんです。
仕上げの時に、自宅での手入れ法を聞けば詳しく教えてくれるはずです。
でも上手くできないのは、みなさんが”自己流”なってしまっているからです。
まず、同じスタイリング剤を使うのは大前提です。
今家にあるものでは代用できません。美容師でさえ、的外れなムース、WAX
では、スタイルを作ることは出来ない。ということを覚えておいてください。
最後に、シャンプーを控えれば、パーマを長持ちさせられるか?
といえばNo!です。直接的にパーマとシャンプーは関係ありません。
後は、かかっているパーマをブローで伸ばす。この行為はパーマのダレを早くします。
他には、ホームカラー。これが1番パーマをゆるくしてしまうと考えています。
市販品で唯一、美容師と同じ”薬液”を使うのですから、注意が必要です。
また、別の項でお話しますが、”とかしすぎない”ことが大切です。