市販のヘアカラー(白髪染め)は染まらない!なんて嘘!
「美容室の白髪染めはよく染まるのよね~わけてほしい!」
そんなことをおっしゃるお客さまもおられます。
それは大きな間違いです^^
美容室のヘアカラー、市販のヘアカラー共に品質的に
変わりありません。市販のヘアカラー(白髪染め)はよく染まらない
などといったことは一切ありません。
なぜかと言えば、カラー剤よりも”色選定と塗り方” 方法に
ポイントがあるからです。美容室で料金をいただけるのは
ココが決定的に違うからです。(白髪染めの場合)
■色選定について
だれもが、あまり黒くしたくない。出来れば少し茶色に
仕上げたいと思います。ここが最初の失敗ポイントです。
大抵は茶色をチョイスします。人によっては※トーンアップ用のカラーを買ってしまいます。
※黒髪を明るくする薬、おしゃれ染め
茶色のカラー剤で、いくら時間を置いても白髪は染まりません。
自毛が黒くて太い方、全然染まりません。
少し黒よりの番号を選びましょう。
トーンアップカラー。黒髪を明るくする技術については
難しすぎて、自宅では無理だと判断しますので
省略させていただきます。
■塗り方について
これは、”虎の巻”です。プリントアウトしてください^^
すべて太字で書きたいくらいです。
ここを押さえれば、ホームカラーの精度が格段に上がります。
白髪にピンポイントに、カラー剤をつける。これにつきます。
簡単な事なのですが、あなたはきっとこれが出来ていません。
1、盛るようにつける 2、クシを使わない
これを守れば、仕上がりは驚くほどよくなります。
画像で見るとこんな感じです。
白髪にカラー剤を置くように付けていきます。
これの繰り返しです。美容師のマネをするのがコツです。
このように、ほぼ全員がクシを使ってカラー剤をそぎ落としてしまっています。
リタッチ(根元染め)の場合、とかす行為は一切要りません!
いかがでしたか?明日ドラックストアーへ行って、カラーを買い
すぐにこのやり方を試してみたくなったのではないですか(笑
とはいっても、やっぱり2液式の(2つの薬を混ぜるタイプ)の白髪染めは
自宅でするのは危険なんです。乳白色のドロッとした液体は脱色剤
ハイターと一緒だからなんです。
本染めは美容師に任せて、ホームカラーでは補助的にライトなヘアカラー
(白髪染め)を使う事が、頭皮にも髪にも望ましいのです。
トリートメントタイプで、素手でホームカラーが出来るというものもあります。